身近なタカタ

エアバッグについて

エアバッグシステムのしくみ(作動方法)

エアバッグは、万が一の事故のときに、人のまばたきよりも早い時間でふくらみ、乗員がステアリング・ホイールやダッシュボード、フロントガラスなどの車内構造物へ直接ぶつかる衝撃を緩和する、普段は目にすることのできない安全システムです。では、実際の事故のときにエアバッグはどのように作動をするのか、前面衝突時におけるエアバッグ作動の一例を解説します。

※以降は運転席用エアバッグシステム作動の一例で、数値は参考データです。

エアバッグシステムのしくみ

エアバッグは、衝突を検知してから、人のまばたきよりも早い時間でふくらみ、乗員がステアリング・ホイールやダッシュボード、フロントガラスなどへ直接ぶつから衝撃を緩和する、普段は目にすることのできない安全システムです。では、実際の事故のときにエアバッグはどのように作動するのか、一般的な前面衝突の例を解説します。(※以降は運転席用エアバックシステム作動の一例で、数値は参考データです。)

  1. 0.003秒

    衝突検知

    車の前部に付いているサテライトセンサー(衝突検知センサー)が衝突を検知、ECU(衝突診断回路)に信号を送ります。

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  2. 0.015秒

    衝突判定

    サテライトセンサーから送られた信号をECUが演算し、ECUの中のセンサー情報と合わせて衝突のレベルを判定します。ECUがエアバッグをふくらませる必要があると判定すると、インフレータ(ガス発生装置)に点火指示を出します。

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  3. 0.020秒

    エアバッグ展開開始

    インフレータが着火され、燃焼による化学反応でガスが発生し、エアバッグがふくらみはじめます。

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  4. 0.040秒

    エアバッグ展開完了

    事故の衝撃が乗員まで到達し、乗員が慣性力で前方に移動し始めます。このときにはエアバッグのふくらみが完了し乗員を受け止める準備が整います。
    エアバッグは、運転席なら20~30ms、助手席なら30~40msでふくらみが完了します。

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    ワンポイント!
    ふくらむ時間の単位ms(ミリセック)は1000分の1秒なので、人のまばたきの時間(100~200ms)の半分以下で展開するということです。
  5. 0.060秒

    乗員の運動エネルギー吸収

    この時には、エアバッグのふくらみを完了しています。乗員の持っている運動エネルギーは、車体のつぶれとロードリミッター、エアバッグで吸収されます。

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  6. 0.120秒

    乗員の運動エネルギー吸収完了

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    ワンポイント!
    エアバッグの正式名称は「SRSエアバッグ」といいます。SRSとはSupplemental Restraint Systemの略で、日本語にすると補助拘束装置という意味です。名前からも分かるとおり、エアバッグはシートベルトの補助装置で、シートベルトを着用することで効果を発揮するシステムなのです。

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