身近なタカタ

シートベルトについて

シートベルトの不思議

シートベルトはどうやってロックするか知っていますか?
普段何げなく締めているシートベルトですが、構成している部品一つ一つが万が一のときに乗員の安全を守る大切な役割を担っているのです。
車に乗るときに必ず締めるシートベルト。そのシートベルトについての不思議を紹介します。

どうやってベルトはロックするの?

車が衝突したりブレーキをかけたりすると車は止まりますが、乗員は「慣性※1」で前に進もうとします。前に進もうとする乗員を、シートベルトをロックさせることで受け止めるのですが、ロックにはパチンコ球程度の大きさしかない小さな銀色の玉が使われています。この銀色の玉が、衝突したりブレーキをかけたりしたときに発生する加速度を検知してロック機能に働きかけるのです。

※1 慣性・・・物体が外力の作用を受けない限り同じ運動状態を続けようとする性質(出典:大辞林)

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シートベルトがロックするしくみ

  1. 銀色の玉(ボールセンサー)が前に進む(慣性※1
  2. ボールセンサーが、歯止めのツメ(アクチュエーター)を押し上げる
  3. 押し上げられたアクチュエーターがロックするための歯(ロックギア)を噛み、ベルトが引き出されるのを止める

プリテンショナーってどんな装置?

万一の衝突時には、まずベルトを引き込み、ベルトと体との間のたるみを無くし、乗員を徐々に止める方が保護性能は高まります。このプリテンショナーにはガス発生装置がついており、ガスの推進力で瞬時にベルトを引き込み、乗員とシートを一体化させシートベルトの効果を高める装置です。

作動は、センサーからの信号を、ECU(衝突診断回路)が衝突と判断すると、シートベルトの巻取装置(リトラクター)に付いているプリテンショナーに信号を送り、ベルトを瞬時に引き込みます。プリテンショナーはさまざまな場所に付くことがあり、一部の車種では複数カ所に付いています。

ベルトはどれくらいの強度に耐えられるの?

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シートベルトのベルト部分はウェビングと呼ばれ、約300本のポリエステル製の糸をこまかく織り込んで1本のベルトを作っています。これだけ多くの糸を織り込むことでベルトの強度を高め、約3トンの荷重にも耐えられるのです。

タカタの最新のシートベルトって?

衝突を未然に防ぐ手助けをするために、タカタの最新のシートベルトはドライバーに危険を知らせます。
車の前部にあるレーダーで前走車との車間距離や相対速度※2などを検知して、衝突の危険がある場合にはベルトを2~3回軽く引き込むことによりドライバーに危険を知らせてくれるのです。

衝突前にドライバーが危険に気づき、ブレーキを踏んだり回避行動をしたりするチャンスが増えれば事故自体を避けられる可能性が高まります。
どうしても衝突が回避できないときには、ベルトを強く巻き取り衝突前から乗員をしっかり拘束します。

※2 相対速度・・・運動する二つの物体の、一方からみた他方の速度。関係速度。(出典:大辞林)
※最新のシートベルト(モータライズド・シートベルト)は一部の車種に採用が始まっています。

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