TAKATA 品質の秘密

すべては、交通事故の犠牲者をゼロにするために。 1933年の創業以来、世界中のカーメーカーに安全装置を供給してきたTAKATA。国内メーカーではもっとも早い時期から自社試験設備を備えて安全性能テストを実施し、1977年には日本初の本格的なチャイルドシート「ガーディアンデラックス」を発表しました。ワンタッチで操作でき、親しみやすいデザインはアメリカでも評価され、「1985 Product of the Year」を受賞。規格がどんどん変わっていってもTAKATAが商品を開発する中で一貫しているのは、安全へのこだわり。チャイルドシートは、子どものためのシートベルトであること。それがTAKATAの基本です。
役割を終えた自社製チャイルドシートのリサイクルも行っているTAKATA。工場には、現品とともに想いのこもったお手紙が寄せられることも。
装着してはじめて効果を発揮するシートベルト。そのウェビング(ベルト部分)は、254本ものポリエステル原糸から織り上げられ、自動車を持ち上げるほどの強度を備えています。1960年、日本初の2点式シートベルトを製造・販売して以来、TAKATAはベルトの素材、コーティング材料、織り方、伸度などを追求し、自社工場で生産。今やF1マシンから一般乗用車、チャイルドシートまで、クルマの安全装置として世界中で利用されています。 ポリエステル糸の1本1本にいたるまで…安全をつくり込んでいます。
世界各国の安全基準をクリアしているのはもちろん、事故データや実験データに基づく独自の厳しい社内基準を設け、製品化しています。
厳しい品質基準をクリアしたものだけをお届けします。 TAKATAのチャイルドシートは、すべて国内の自社工場でつくっています。その組み付け作業で大切にしているのは、きめ細かく確実に作業を行うため人の目での確認です。TAKATAでは、もう何年も前からこの方法にこだわっています。組み立てられたチャイルドシートは、1台1台作動性の確認など徹底的なチェックを受け、自社の厳しい品質確認基準をクリアしたものだけが出荷されます。安全なものを確実にお届けするのがTAKATAのものづくりの姿勢です。
チャイルドシートの組み付け風景。効率よく作業を分担しながらミスをなくすため、熟練のスタッフが二人ひと組みで実施しています。
クルマが時速50qで衝突したとき、体重10sの赤ちゃんにかかる荷重は300sにもなります。TAKATAの開発センターでは、衝突試験にさまざまなダミーが活躍しています。新生児、9カ月、1.5歳、3歳、6歳、10歳…。各年齢の体格に合わせたダミーのうち、側面衝突用は、世界に先駆けてTAKATAがアメリカ運輸省、カナダ運輸省と共同で開発。くる日もくる日も、試験をくり返し、安全装置の専門メーカーとして、常に一歩先の安全を追求しています。 くる日もくる日も、試験をくり返しています。
チャイルドシート衝突試験。精度の高い試験データを得るため、そのつど入念なチェックを行い、さらに上の安全性能を目指します。